混んでることを予想して、朝7時に金沢を出発!お気に入りのパン屋で朝食を買って車中で食べる計画・・・だったが、始業時間を勘違いしていて、お店の前でまだ開店前と知る・・・
気を取り直して、昨日有磯海SAで買っておいたますの寿司を朝食にする。これがあまりにおいしくて、ほとんど子供たちに食べられてしまった!!ますのうまみと酢飯の甘みが一体化していくらでも食べられるんじゃないかというおいしさ。これは子供のころから大好物で、その遺伝子が子供たちにも引き継がれていると実感。
今日は国道8号線から「のと里山海道」に入り、有料道路で最速で輪島の朝市を目指す。何せ11時には終わってしまう朝市なので、できるだけ早く着くことが至上命題。
能登行きと七尾行きの分岐あたりまでは極めて順調、快適なドライブ。車窓から千里浜の海を眺めて大いにテンションが上がる。
しかし、能越道(七尾行きの有料道路)の分岐を過ぎて、いよいよ能登へ入っていくあたりで、高速道路が対面通行に・・・
当然、大幅なスピード減。時々1km以下の2車線区間が出現するので、できるだけ追い越しを図る。しかし、すぐに1車線になってしまうので数台しか追い越せず。
車窓も山道となり、特に真新しい感じはない。この辺は杉の森林が続く。花粉症の季節が終わっていてよかった・・・それでも地道に運転を続けると、輪島行きと奥能登行きの分岐を超えて、ちらほらと民家や商店を見かけるようになってきた。のと里山街道が唐突に終点を迎えると、日本の里山の原風景が広がる!まさに「まんが日本昔話」の世界。
段々と開けてきて輪島の町に到着。
これまで渋滞らしい渋滞もなく、ここまでアクセスが悪い感じなのだから、そんなに混んでないだろうと、楽観的に考えていたが・・・
朝市の会場周辺が人、人、人!
周囲の駐車場は軒並み満車!
なんとか係の人に誘導してもらって、港の一角に車を駐車。しかし、我々の後も次々に駐車する車の列。あっという間に港のスペースは埋まってしまった!
おそるべしGW
朝7時に金沢を出たのに・・・到着も9時半ごろなのにこれかー。甘く見てたなーと反省。
ただ、駐車した港からの海の眺めはすでに絶景!こんなに海がきれいなんだ、と衝撃を受ける。
近くのマリンタウンを通過し、朝市へ!
すごい人!混んでいるときの鎌倉小町通りみたいだ。
朝市は、干物など魚介を中心のお店が続き、ほかにも漆器類や地元の工芸作家のお店が点在。
干物を焼くスペースもあり、よだれが出そうなおいしい匂いが流れてくる・・・が、焼きスペースはすべて満員で順番待ちができてるー!
干物はあきらめ、最初に食べたのは・・・ちくわ!しかも焼き立ての、鯛の入ったちくわ。
あったかくて、香ばしくて、しっかり鯛の味とうまみが口の中いっぱいに広がる。妻はこれが一番食べたかったらしい。子供たちは取り合って食べてしまった・・・またしても僕は一口だけしか食べられず・・・
さすがにお腹がすいたから買う!とゲットしたのは「えがら饅頭」というモノ。これは練ったモチ粉でこしあんを包み、さらにクチナシで黄色く染めたモチ米をまぶして蒸しあげた珍しいまんじゅう、とのこと。
えがらまんじゅうの名前の由来は、その姿が栗のイガに似ていることからなまって、「えがら」となったようです。
ごたくはいいから、お腹がすいているので一口パクっと。ん、これおいしい~。優しい甘さでモチ米の食感も効いてる。クセになりそうなうまさ。
そして子供たちに取られる・・・
娘二人は饅頭にご満悦。あっという間に食べてしまった・・・息子は甘いものが嫌いであまり食べないので饅頭は「いらない」と言って店の軒先でいたずらしている。
妻は、ボロボロになった自宅のお椀の代わりを漆器にしたいと、店をいろいろ物色している。
ただ、本当の輪島塗は1万円を下ることはなく、漆を沢山塗り重ねてあるほど値段も上がっていくようだ。
美しい蒔絵や沈金が施されたものになると、数万~数十万するものばかりで、とても普段の食事で使うにはもったいないとのこと。ひとまず、ここで漆器を買うのは見送ることにした。
よし、一通り朝市は見たので、混んでくる前に千枚田に行こう!
でも、さすがに買ったものがことごとく子供たちに食べられたので、お腹すいたよね・・・
というわけで、朝市の帰り道、マリンタウンの売店で能登牛の串と卵かけご飯を注文。
能登牛うまい!肉汁がじわっと出てくる、でもしつこくなくお腹にもずっしりこなさそう。これが一切れ食べた感。残りはすべて子供たちに取られました。
卵かけご飯だけは両親が死守!だし汁に「いしる」が入っていて、海のうまみが倍増。やっとまともに食事が取れました。
ではいよいよ本日のメインイベント、千枚田へ出発!
ちなみに、海岸へ留めたので駐車料金はかかりませんでした。
混んでないといいけど・・・
高速料金:
所要時間:金沢市内~輪島朝市 約2時間半 自家用車。のと里山街道使用。
この記事へのコメントはありません。